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" THE ' MAXIMUS ' GREAT BRITAIN " パート1 [文献]

" THE ' MAXIMUS ' GREAT BRITAIN " は、イギリス切手収集家に、現在でも伝説的コレクションとして記憶されています。
オークションが開催された1970年には、ロイヤル・コレクションを除外した、つまり民間が所有するイギリス切手コレクションとして、最大のものと言われていました。
オークションは、ギボンズにより4回に分けて行われましたが、今日ご紹介するのは、その第1回目のもので、1970年2月5〜6日の開催です。

14246.jpg

第1回目は、671ロットの売立て。
カタログは、カラー7プレートに、白黒26プレートの写真版、そして、これとは別に本文中にも写真が挿入されているという、当時としては超豪華なカタログに仕上がっています。
このカタログを見ても、ギボンズの本セールに対する意気込みが伝わって来ます。

14247.jpg

上の画像は表紙裏のページ。
一際目立つのがロット114の「ペニー・ブルー」使用済。
参考値1400ポンドに対して、落札値は2900ポンド。第1回目では最高額の落札値でした。
1ポンド864円で、大卒の初任給が4万円の頃なので、今なら1000万円位の感覚でしょうか。
コメント(3) 

コメント 3

伊藤昭彦

今では、この裏ページのアイテムだけで豪華なマンションが購入できます。英国初期を今から始めるには相当な資力が必要ですね。それにしても状態が凄く良いものが多いです。
by 伊藤昭彦 (2014-10-20 18:45) 

stamp

伊藤 さん
いつもありがとうございます。
イギリスもそうですが、各国の初期切手の値上がりは、ここ30年で目を見張るものがあります。
そのため、国際展でも単一の切手で作る、本当の意味での専門コレクションが無くなりました。
今は、クラシック・ゼネラルが主流ですね。そうじゃないと高すぎて作品が作れない時代です。
by stamp (2014-10-21 21:00) 

渡辺達夫

当時、カタログが送られてきたと考えますが、高値の花でした。泣
by 渡辺達夫 (2014-10-25 00:40) 

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