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『郵便切手百科辞典』 [文献]

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本書の発行は、昭和29年。
意外と言っては著者には失礼ですが、昭和29年当時で、この内容には驚かされます。
B6判172ページに用語解説がビッシリ。

国内では、国名辞典が数種類出ていますが、本書は国名のみに留まらず、用語、地名、加刷など、切手上に現われる外国語を集めた辞典で、使い勝手はバツグンに良いですね。

例えば「FRANCE LIBLE』に対しては、
「フランス・リブル。フランス自由政府。第二次世界大戦中にドイツに反抗して樹立した政府。フランス及びその植民地の切手に加刷」
と説明されています。

全体で、どのくらいの数の用語が採録されているのかはわかりませんが、日本語による用語辞典としては最大の語彙数であることは、間違い有りません。
コメント(1) 

コメント 1

渡辺達夫

坂部氏は、素晴らしい方様です。確か駅鈴社と言う主幹をしておりまして、お世話になりました。後年!藤沢のデパートで切手を扱っていたと、覚えがあります。
stamp 様は、古に文献を多数お持ちですね!敬服致します。
by 渡辺達夫 (2014-07-09 13:26) 

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