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種まき [外国切手]

20世紀前半を代表する駄物と言えば、フランスの「種まき」シリーズを筆頭にあげます。
もちろん、「種まき」には駄物と呼べないマテリアルが山のようにありますが、ちょっとしたパケットからは必ず出てきますし、シリーズ全体の作品としての完成度を考えなければ、安物だけでも十分に楽しめます。

そんなシリーズが「種まき」なのですが、印面タイプによって「線書き」と「カメオ」の2種に大きく分かれます。「線書き」は文字通り線描きによって印面が構成されるもので、「カメオ」はベタ刷り印刷のものと理解すればよいと思います。

下の画像は「線描き」タイプのもの。

14103.jpg

「種まき」のアルバムのトップリーフで、最初のグループである「線描き」の顔見せページです。
未使用で揃えるのが基本ですが、余興のアルバムなので使用済みで十分。

目打は、他の多くのフランス切手と同じくバラエティは無いのですが、紙は色々とあるようで、専門カタログでは大きく7種の紙質に分類しています。ただし、数百枚の「線描き」を見ても、僕にはさっぱりわかりません。
恐らく、この分類を完璧に出来る人って、日本にそう多くは居ないと思いますが、どうでしょうか。

それぞれのレベルに応じて、楽しめるのが「種まき」だと思っています。
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