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「昭和切手以降の通常切手銘版総まくり」

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今井修氏による「昭和切手以降の通常切手銘版総まくり」は、『郵趣手帖』1957年夏号(1957年)に掲載されました。

本稿は、第1次昭和切手の「内閣印刷局製造」銘版から、円単位切手の「大蔵省印刷局製造」銘版までを、航空切手まで含めて解説したものです。
恐らく、銘版に特化してこれだけまとまった解説は、本稿が初めてのものではないでしょうか。
その銘版についても、単に切手の羅列ではなく、体制や歴史的背景も含めて、その銘版が登場した意義についても論じています。

本稿には解説文の他に、「通常切手銘版一覧表」が付表として掲載されています。
当時の郵趣界にあって、これだけの表が発表されたのは、画期的な労作だったことと思われます。
下に、その表からの一部を紹介しておきます。

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当時この表を、チェックリストとして活用された方も多かったのではないでしょうか。
コメント(2) 

コメント 2

渡辺達夫

懐かしい郵趣雑誌の紹介ありがとうございます。
感謝申し上げます。
by 渡辺達夫 (2014-05-11 20:52) 

エンタの神様

私も当該品を入手しました。
五重塔航空円位50面シートの下抜き目打ちが少ないのは、なぜか?
疑問ありと言ってます。
2シートつずきで穿孔するから半分は、下抜けになるとの考察です。
答えは、50面シートの配置数にあると私は、思っています。
by エンタの神様 (2014-05-14 12:37) 

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