英領ギアナ１セント

収集家なら誰もが知っている、英領ギアナ１セント切手が競売に掛けられます。

この切手、今から39年前の1975年の夏に日本に来ています。
場所は、池袋の東武百貨店で「万国切手博覧会」というイベントでした。
「切手展」ではなく「博覧会」なので、まとまりのあるコレクション展示というよりは、珍品大集合的な内容です。

このブログをご覧の方の中には、「行ったよ」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
当時、小学生だった僕も鎌倉から父親に連れで行ってもらいました。

会場でも、この切手のコーナーだけは別料金だったような記憶があるのですが、どうだったでしょうね。
他とは違うコーナーに特別な展示ケースに入れられ、脇にはガードマンが立っていたと思います。
この切手は、当時多く出版されていた子供向けの切手本には、必ずと言ってよいほど紹介されていたので、「おぉ、これが！」と一応感激（？）。



上の画像は、このイベントを告知する、子供向け切手雑誌からの１ページ。
こうした記事を見ながら、参観日が来るのをワクワクしながら待っていたものです。
懐かしいイベントです。

コメント 4

懐かしいです。この切手は12歳の少年によって発見されたと言うエピソードが
確かあったと、小生も子供を連れて拝見させて頂きましたが、40年も経っておりますので詳細は、
記憶がありません。
光陰矢のごとし！いったいいくらで
落札されるのでしょうか？
落札者は、日本人？いや！中国人？かも知れません。。。
by 渡辺達夫 (2014-04-29 19:31) 

私もこの催しは記憶があります。
「見られるチャンス！！」
「ら」ぬきでないタイトルにも、時代の雰囲気を感じます。
by URASHIMATARO (2014-05-01 12:03) 

手元に、入場券と見られる栞があります。英領ギアナの１仙のかなり鮮明な写真がカラー印刷され”万国切手博覧会”と黒字白抜印刷されており、８月７日(木)-８月１９日（火）　東武百貨店８回大催事場　主催：サンケイ新聞社・万国切手博覧会実行委員会　後援：全日本郵便切手普及協会etc. 協賛：全日本切手商協会、"空を飛び海を渡り世界の国から、いま３６０万点にも及ぶ切手が..."なるコピーが添えられてあります。たしか、会社人間で、所用のついでに立ち寄り、他の展示物に目もくれず、２００円の別料金を払い特別室でまじまじと見た（見ることが出来た）記憶があります。しかし、栞でみた鮮明さはなく、"印面はうすぼけてキャンセルのサイン丈がはっきり見えた”と日記に記されていました。今回のザザビーズ競売新聞記事に添えられたカラー写真程度の印象だったようです。

by terukoba1 (2014-06-28 12:14) 

手元に、入場券と見られる栞があります。英領ギアナの１仙のかなり鮮明な写真がカラー印刷され”万国切手博覧会”と黒字白抜印刷されており、８月７日(木)-８月１９日（火）　東武百貨店８回大催事場　主催：サンケイ新聞社・万国切手博覧会実行委員会　後援：全日本郵便切手普及協会etc. 協賛：全日本切手商協会、"空を飛び海を渡り世界の国から、いま３６０万点にも及ぶ切手が..."なるコピーが添えられてあります。たしか、会社人間で、所用のついでに立ち寄り、他の展示物に目もくれず、２００円の別料金を払い特別室でまじまじと見た（見ることが出来た）記憶があります。しかし、栞でみた鮮明さはなく、"印面はうすぼけてキャンセルのサイン丈がはっきり見えた”と日記に記されていました。今回のザザビーズ競売新聞記事に添えられたカラー写真程度の印象だったようです。

by terukoba1 (2014-06-28 12:15)