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震災はがきの標語入り機械印 [日本ステーショナリー]

13568.jpg

画像のはがきは、震災はがきのタイプ1。
消印は「深川/2. 1. 31/后1-2」なので、昭和2年の使用例であることが解ります。
震災はがきとしては、後期使用例ですね。

ここで注目したいのは「標語入り機械印」ということ。
標語は「勤倹は復興の鍵」(「鍵」は漢字ではなくて、鍵のシルエット)であり、この標語は5局のみの使用で少ないもの。多い標語だと60局以上で使用しています。

標語入り機械印は、大正14年7月1日からの使用なので、震災はがきの主たる使用時期からは外れています。
そんな意味で、ちょっと気に入っている使用例です。

明日から出張なので、次回の更新は14日(土)になります。
コメント(2) 

コメント 2

tabito

標語の部分は、手押し標語印にも同じものがありますから、並べて貼ったら面白いかもしれませんね。
by tabito (2013-12-10 19:49) 

渡辺達夫

標語印のシルエット。ロマンがあります。
by 渡辺達夫 (2013-12-11 06:54) 

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