SSブログ

塔30銭加貼2題 [日本郵便史]

第1次新昭和塔30銭のはがき加貼使用例を2枚。
料金は共に50銭時代です。

1枚目はこれ。

13527.jpg

追放切手前の使用例なので、楠公はがき5銭+第3次昭和5銭+同10銭+第1次新昭和30銭で、合計50銭。
データは局名が不明ながらも、日付は昭和22年6月26日とハッキリ読めます。

そして2枚目は下です。

13528.jpg

第3次昭和20銭+第1次新昭和30銭で、合計50銭。
この使用例は、台はがきが上の使用例と同じく楠公はがき5銭なのですが、こちらは追放切手以後なので、見えないように塔30銭で隠しています。
データは、「段嶺/23. 1. 3」。

上の使用例では、楠公はがきも料金の内なので、額面が確認できるようにズラして5銭切手を貼っていますね。
使用例としては各々が平凡なのですが、同じリーフに並べて貼ると、追放切手以前と以後の対比が面白いです。
コメント(2) 

コメント 2

tabito

おっつしゃる通り、この2枚は並べて貼ってこそ意味があると思います。後者は少し30銭切手が左にずれた貼られていますので、楠公の印面の一部が分る点がいいと思います。
by tabito (2013-11-09 11:38) 

渡辺達夫

確かに、楠公はがきは、22年8月31日で使用禁止ですね。
昔の使用例でよく重ね貼りしている典型例です。こんなに重ねても、5銭を認めた寛大さが、はがきを引き立たせてくれます。後者の楠木公が微かに見えるところが、物資のない時代と
重ね貼りの使用に、何故か、ロマンを感じます。
質問です。現代は葉書の印面料額でないところに切手を貼っても料金として認めて頂けますか?

by 渡辺達夫 (2013-11-13 22:00) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。