朝鮮専用の標語印 [日本郵便史]
画像は、朝鮮・平壌の標語入りD型機械印が押された使用例で馬山宛。
消印部分のアップは下の画像です。
データを示せば、「内鮮/一体は/国語から」「平壌/18/6.30」。
と言うことで、昭和18年6月30日の使用例です。この頃になると時刻活字は取り除かれています。
この標語。解り易く言えば「日本本土と朝鮮が一体になるには、言葉の統一からだよ」ということなので、戦前の体制をストレートに現していますね。
使用は、朝鮮のみで本土では使われていません。
郵趣マテリアルであると同時に、歴史の一資料でもあります。
2013-08-31 18:56
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