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フランス・パスツールの使用例 [外国郵便史]

有名な種蒔きの陰に隠れて、ちょっと地味な存在のタイプ・パスツール。
今日は、その使用例2題。

13324.jpg

最初は、45サンチームの1枚貼りの外国宛はがき使用例です。
消印の日付は、1924年12月30日でパリ市内局。
この45サンチーム切手の発行日は1924年8月7日なので、ぎりぎり発行年内のまぁまぁの使用例だと思っています。
この料金は、1924年4月1日〜1926年1月31日の期間。

13325.jpg

次は、同じ切手の2枚貼り使用例で、こちらも上と同じ外国宛はがきです。
消印は1926年8月10日で、90サンチーム料金というのは、このちょっと前の8月1日からの料金。
つまり、この使用例は料金改定10日目の使用例になります。

ここまで読むと、上の使用例と下の使用例の間に、もう1つの料金期間があることが解るでしょう。
即ち、1926年2月1日〜7月30日の期間ですね。
この期間の料金は75サンチームで、パスツールにも青の75サンチーム切手があります。
この75サンチーム期間の使用例、持ってないのです。
半年の料金期間なのですが、マジメに探すとすんなりと入手できるのかも知れませんが・・・。
集め方が不真面目なもので・・・。
コメント(2) 

コメント 2

みーちゃん

知識もコレクションも豊富ですね。下のカバーの消印はニースでしょうけど、英語読みしたらこれこそ文字通りナイスですね。
by みーちゃん (2013-06-11 08:19) 

stamp

みーちゃん さま
ご覧いただき、ありがとうございました。
そう言われれば、そう読めますね。
なるほどねー。
by stamp (2013-06-11 16:50) 

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