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『三井高陽切手コレクション名品展 栄光のドイツ郵便と日本手彫切手の精選』 [文献]

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ブログでは一応「文献」として分類していますが、性格的にはパンフレットの領域です。

財団法人三井文庫別館には、以前はよく通いました。
常に開館というわけではなくて、年刊で半年程度が開館日だったと思います。

今では、日本橋に立派な三井記念美術館が出来てしまったので、新井薬師駅近くの別館での展示がなくなってしまいましたが、展示施設の移転と同時に切手の展示は大幅というか、ほとんど壊滅的に無くなってしまったのが、収集家にとっては痛いところです。

別館には切手室があって、手彫から外国クラシックまで綺麗に整理されたリーフが数百リーフを見放題でしたからねぇ。
僕にとっては、切手の聖地のような展示でした。

そんな別館では、時々切手の特別展も開催されており、その都度に8ページ程度のパンフレットを無料でくれました。

画像は、戦前のドイツと日本手彫切手の展示の時のもので、1〜6ページをドイツ切手、6〜7ページを手彫切手に割当ています。
ドイツ切手では、一般の人には理解し難いステーツ時代から統一までの移り変わりを、解りやすい地図や表を用いて解説しています。
また、在外地や植民地、船舶、軍艦郵便についても解説されており、これなどはドイツ切手を専収していない収集家にとっては、その概要を知るために有益な資料となります。

三井コレクションには、トゥルン・ウント・タクシス郵便の取扱所の90パーセントが揃えられているということで、三井高陽氏がいかにドイツ切手に力を入れていたのかを知ることができます。
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