『イベール・フランス専門版』旧版 [文献]
フランスのカタログと言えば日本でユーザーが多いのは、イベールとセレス。
僕は両方使っていますが、普段使っているカタログは、その使いやすさと編集の上手さからセレスです。
ですが、専門カタログとなるとイベールの "Catalogue Specialise des Timbres de France" を使うことになります。
但し、今売られているのは新版の方。
上の画像は旧版です。
このカタログの新版と旧版の差はとても大きくて、僕は旧版の方が良いと思います。
これだけ、ガラリと変わったカタログも珍しいのではないでしょうか。
確かに新版は、上質な装丁でオールカラーの美しい印刷なので、とてもカタログとは思えない仕上がり。
それに対して旧版は、ハードカバー白黒印刷の昔ながらのカタログです。
もちろんフランス語は全く読めないので、僕にとって重要なのは、わかりやすい表と挿図。これが旧版にはてんこ盛りに採録されていて実にわかりやすい。
このように、情報量は圧倒的に旧版の方が多く、新版はビジュアルに徹するあまりに、情報量を削減した感じすら漂っています。
旧版の2巻本は、そういう意味で僕のフランス切手の基本文献となっています。
僕は両方使っていますが、普段使っているカタログは、その使いやすさと編集の上手さからセレスです。
ですが、専門カタログとなるとイベールの "Catalogue Specialise des Timbres de France" を使うことになります。
但し、今売られているのは新版の方。
上の画像は旧版です。
このカタログの新版と旧版の差はとても大きくて、僕は旧版の方が良いと思います。
これだけ、ガラリと変わったカタログも珍しいのではないでしょうか。
確かに新版は、上質な装丁でオールカラーの美しい印刷なので、とてもカタログとは思えない仕上がり。
それに対して旧版は、ハードカバー白黒印刷の昔ながらのカタログです。
もちろんフランス語は全く読めないので、僕にとって重要なのは、わかりやすい表と挿図。これが旧版にはてんこ盛りに採録されていて実にわかりやすい。
このように、情報量は圧倒的に旧版の方が多く、新版はビジュアルに徹するあまりに、情報量を削減した感じすら漂っています。
旧版の2巻本は、そういう意味で僕のフランス切手の基本文献となっています。
2013-01-03 14:00
コメント(2)
あけましておめでとうございます。
1月からのフランスネタ、興味深く拝見しております。
イベールのフランス専門版、最新版はたしかEdition 2000だったと思いますが、旧版はいつの刊行でしたでしょうか?
フランス切手は全く分からないまま、切手と消印とカバーのペン書きの美しさに魅力を感じて集めていますが、こういったカタログを手許に置くと新たな展開があるかもしれません。
by ふくだ (2013-01-03 20:03)
ふくだ さん
いつも、ありがとうございます。
旧版は、1975年の刊行です。古書市場でも出回っているので、入手は難しくないと思います。
あと、何巻か確認しないとわからないのですが、ビリヒのハンドブックにもセレスとかナポレオンの版欠点の記事が採録されていたと思います。
by stamp (2013-01-04 20:27)