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地元の丸一形印 [日本郵便史]

地元と言っても、僕のばあいは仕事の関係でたまたま住んでいるだけであって、別に死ぬまで住むわけではないので、その点からすると愛着というのは全くありません。

郵趣の世界でご当地物となると、切手展なのでよく目にする「●●の郵便印」ということで、その初期消印となると、往々にしてとんでもないほどの出費となります。
地元の人から見ると、やっぱり愛着が有るので高くても手に入れたくなるのでしょうね。

そんなのを横目で見ながら、資金をかけずに多少地元の雰囲気にでも浸ろうかと、十年ほど前から始めたのが、丸一形印による収集です。
地元局の全局揃いを目指してもいいし、単一局で年代を追ってもそれなりに楽しめます。

初期消印のように競争にはならないので、マイペースで進められますし、現在までに小局も含めてそれなりに進行中。

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画像は、同一はがきからの抹消印と配達印で、データは「越前福井/21年11月16日ニ便」と「越前吉江/21年11月17日イ便」。

ご存知のように丸一形印は、明治21年9月1日から全国で一斉に使用が始まっているので、その初日例にどれだけ近づけられるのかを一つの目標としています。
現在のところ、上のデータが手持ちでは一番古いもの。全国レベルではなくて、地元レベルでこうしたものを追いかけるのは、ちょっと骨が折れます。
福井局なんてのは県下で一番の大局なので、そのうちに初日使用の入手も夢ではないと思っているのですが、こういうのは即売も含めて、どれだけ量を見るかに左右されますね。
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