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" International Encyclopedia of STAMPS " [文献]

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僕は、簡易的な物から詳細な物まで、各種取り混ぜて10種類近くの郵趣辞典を使っています。
それぞれに特徴があって、時には同じ項目でも比べて納得したりするので、どうしても何種類も必要になるのです。

そんな中で、" International Encyclopedia of STAMPS " は一番詳細で大形の辞典になります。
オーストラリアで発売されたものなのですが、日本で言えば『週間朝日百科』とか、今風では『DeAGOSTINI 』のようなスタイルのもので、1970〜71年にかけて発行され全84冊がファイル6冊に収納されるようになっています。

僕が本書を使うようになってから十数年経ちますが、一番便利なのは手元に解説書などがない国についての概要を知るのに重宝しています。一般的な国の解説に郵便の概要、そして中にはその国のキーマテリアルについてまで言及していたりします。

今でも、洋書関係の郵趣市場では目にすることがあるので、一組手元にあるとオールマイティに便利だと思います。
コメント(3) 

コメント 3

切手カタログ

こんにちは。stampediaです。
こちらオーストラリアの発行ではありません。
出版元は、英国の大手出版社であるIPC雑誌社です。
現存するIPCメディア社の前の社名で、当時は、Stanley
Gibbons のショウルームなどがあるロンドンのストランド通り(Strand)近くの、Southamptonにオフィスを構えていました。

「文献紹介 -かつて英国で発行された、切手百科事典-」というタイトルで夏前に全日本郵趣に寄稿しましたので、よろしければお目通しくださいませ。

by 切手カタログ (2012-08-20 06:12) 

stamp

こんにちは。
いつもありがとうございます。
えっ、そうでしたっけ。
十数年前にHarry Hayesから購入した際に「編集はイギリスで、販売はオーストラリア」と聞いていたのですが・・・。
記憶違いだったかな。

by stamp (2012-08-20 16:57) 

切手カタログ

stampediaです。
私も心配になって再度調べてみました。画像としてあげられている創刊号の上部を拡大すると、AUSTRALIA 65CENTS NEW ZEALAND 65 CENTS SOUTH AFRICA 60CENTS.と印刷されています。またページをめくりますと、購読料金について書かれており11.14GBPだが、米ドル支払いは29USDで受けるとあります。この雑誌の発行にあたってはイギリスだけではペイしないと考えたため、米国からの注文も積極的に受けたほか、英連邦の有力国は現地での販売にも力を入れたのだと思います。従いまして、世界各地で販売された内の有力な一部がオーストラリアで販売されたのはたしかでHarry Hayesが言っているのはそのことかもしれません。オーストラリアにおける、代理店がどこかは調べがつきませんでした。
by 切手カタログ (2012-08-22 12:27) 

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