" The F.I.P. Guide to Exhibiting and Judging Traditional and Postal History Exhibits " [文献]
ずいぶんと長ったらしい書名ですね。
1993年に F.I.P. から出版されたもので、日本では1995年に原本(解説編と図版編)に邦訳をセットにして日本郵趣連合から発売されました。
その時の邦題は「トラディショナル及び郵便史作品を作成出品もしくは審査する人のための手引き」。
内容は、トラディショナルと郵便史作品の良い作品例と悪い作品例を例題として、どこが良いのか悪いのかを具体的に解説したものです。
現在の状況とは異なりますが、今でも悪い点などについては大いに参考になります。
僕は当時、繰り返し読んで熟読しました。
部数が少ないので、古書としてはほとんど出回りませんね。
手っ取り早く知ることが出来る集め方関係のハウツー本は買う人が多いのですが、こうした理論的な書となると皆さん買われないのは、なぜでしょうか?
2012-08-05 20:00
コメント(2)
この本は読みましたねぇ。今は実家にあるので読み返す事が出来ませんが、手放す事は出来ないと思います。
少し前に入手した「The Ever-Changing Paradigm of Philateric Exhibiting」にも通じる部分があると思うのですが、いかがでしょうか?
by しげやま (2012-08-05 20:25)
しげやま さま
全日展では、お会いできないで残念でした。ちょうど入れ違い。
おっしゃるとおりだと思います。
日本語で読めるこうした文献が出版されると良いと思います。
取りあえずは、タイトルリーフの作り方ですね。
「北陸郵趣」でも指摘しているのですが、日本部門のタイトルリーフは壊滅的でした。
by stamp (2012-08-05 21:04)