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全日展の作品から [切手展]

今回の全日展には、ネパールのセカンドシリーズを出品しました。
ネパール関係は、過去に全日展へは3回出品したことがありましたが、いずれも銀賞。理由は簡単で単一のシリーズではなく、複数のシリーズ(ファーストシリーズとセカンドシリーズ)で3フレームか、ちょっと詳しいカタログコレクション的なもので3フレームだったからです。

そこで今回は、しばらく出品しない間に集ったマテリアルを中心にして、セカンドシリーズに絞ったわけ。欲を言えばファーストシリーズで出したいのですが、それはたぶん10年後でしょうね。
というわけで下の画像は、作品の中からタイトルリーフ。

12292.jpg

僕が作品作りの中で最も頭を悩ますのがタイトルリーフを作る時で、意外と同じような人って多いと思います。
今回のタイトルリーフでは、大きく3つの要素が柱になっています。
1つ目は、セカンドシリーズの概要に当る部分で【SRI PASHUPATI Series 発行の経緯】と【図案】の2つの段落がこれにあたります。
2つ目は、この作品がどのようなコンセプトで展開され、なおかつどのような注目するべきマテリアルが含まれているのかを紹介する部分で、審査員には最も読んでもらいたい部分です。本作品では【シリーズの概要と作品の展開】となっており、製造面のバラエティが豊富な1941年のネパール印刷が展開の中心になっていることが記されています。この部分が記されていないと、やたらとネパール印刷のボリュームが大きすぎる、バランスの悪い作品と思われてしまうかも知れません。
そして、3つ目が【参考文献】です。

切手展でも、手抜きと思われるタイトルリーフを見ることが多いですが、マテリアルを貼付するリーフと同じくらい、タイトルリーフにも力をいれてもらいたいと思います。
タイトルリーフって、とても重要なのです。
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