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" GUIDE LINES TO THE PENNY BLACK " [文献]

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Robson Low 社による出版のペニーブラックの解説書で、1949年の出版。
ペニーブラックについて、取りあえず専門的なレベルの知識を得たい人には、良い本だと思います。かといって、とことんマニアックでもありません。

編集方針は、Robson Low らしくコンパクトに要領よくまとめた感じで、図版も多く、わかりやすく編集されています。ただ、もっと図版が多いと更に理解しやすいとは思います。
例えば、ある特定のポジションの切手からプレートを判別するための逆引辞典が後半部分に収録されているのですが、テキストだけではちょっと実用的ではないような気がします。
まぁ、英語が堪能な方にはテキストだけでもよいのかもしれませんが・・・。

取りあえず専門知識を軽く得たい人には、有益な一書に間違いありません。

明日は、お酒を飲みに行ってしまうので更新はありません。
コメント(2) 

コメント 2

わたなべ

こんばんは。

きわめて当然のはなしですが、
ペニーブラックはイギリスの切手屋なら大抵は見つかります。
土日の骨董市でもそう珍しくはありません。
状態を考慮しなければ一枚5ポンドでも買える切手です。
ペニーレッドはもちろん、さらにありふれています。

でも例えば今日のブログに載っている、
240枚シートの四隅のコーナーの切手は1000万円を超える
こともあるような世界的な名品であるらしい。

やはり、不思議な切手だと改めて思います。
by わたなべ (2012-05-24 00:26) 

stamp

わたなべ さま
僕は、ペニーブラックよりも、ペニーレッドの方が親しみがあります。
安物から高級品まで、自分の懐具合でさまざまな集め方があって、しかも奥が深い。
昨年のJapexに出品されていた佐藤氏の作品は、そのよい例だと思います。

by stamp (2012-05-26 18:44) 

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