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『切手研究』創刊号 [文献]

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日本で刊行されている郵趣雑誌の中で、最も硬派に位置づけられるのが切手研究会の『切手研究』。
画像は、その創刊号で1950年10月の発行です。
A5判6ページの小粒なスタートで、記念すべき創刊号の巻頭は三島良績氏による「二枚の勅額切手」の短文で、2ページ〜4ページ上半に理事長である三井高陽氏の「現行独逸切手の分類」と題して、建物シリーズのアウトラインを紹介。その他のページに用語辞典、設立趣旨、会員名簿(この時点では12名のみ)、事業概要などが記されています。

この頃の雑誌の多くがそうなのですが、今となっては発行から60年以上が経過し、さほど良い紙を使ったものではないので酸化が著しく、パリパリの状態です。
取扱要注意の文献の1つです。
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