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ハンガリー1841年 [外国郵便史]

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画像は、昨日のカバーと似ていて表面に大きな「×」のペン書き。つまり料金差出人払いというわけ。
消印は、"Debreczin" 局で、局名の下に "FRANCO" という文字が入っているので、この消印が料金前納の専用印であることがわかります。

と、まぁ、ここまでは昨日のカバーと同じなのだけど、今日のカバーは一味違うところがあるんです。どこが違うかわかりますか。

カバーの左上に "141" という数字と、その右にニョロニョロのへんな記号がついていますね。これは書留をあらわす印で、"141" というのは、書留番号なのです。

それで、今度は裏面を見ると "8/4" と黒のペン書きがありますが、これは郵便料金を書き込んでいるのです。"8" は通常料金で、"4" が書留料金となっています。

こうして見て行くと、プレスタンプカバーはけっこう奥が深いものです。

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