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『ニセモノ師たち』 [文献]

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皆さんよくご存知と言うか、国民的お宝タレントである中島誠之助による著作。
あまりにタレント的な所が好きでは無かったのだけど、こうして著作を読むと「やっぱりキャリアが長いだけあって、スジの通った人だな」と、ちょっと見方が変わった本です。

もちろん題材は、著者の本業である骨董品なのだけど、ニセモノとニセモノ師、そしてそれに騙される人達について色々と考察してあって、「なるほど」と思わせる内容です。

ニセモノを作る方が悪いのは当然ですが、騙される方もそれなりに落ち度があるもの。
ニセモノにひっかかる三条件は、
・その品物を買ったら儲かると思ったとき
・勉強不足
・おカネがあること
だそうで、なるほど切手にも当てはまりますね。

偽物に引っ掛かったと「キャンキャン」と吠える人がいますが、吠えるのと同時に冷静に本書を読んでみてはいかがでしょうか。

もちろん、僕も偽物には何回も引っ掛かっていますし、グレーゾーンのマテリアルも持っています。偽物に捕まってしまったら、前向きに考えることも必要だと思いますね。
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