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趣味人としてのリーフ [雑記]

久しぶりのハンガリーです。
ハンガリーは、伝統郵趣としても面白いテーマが数多くあるのですが、それ以上に面白いのが消印だと思っています。

下の画像は、その消印コレクションから年号2字印。

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年号2字印というのは、もちろん大分類で、その下に小分類が6タイプあるのですが、画像のリーフはy2sv0というもの。
今日のところは、細かいタイプ別はどうでもよいので省略です。

見ての通り、このリーフは同一額面の正位満月で揃えてありますから、見た目の統一感があって美しいと思いませんか?
これが、各額面ごちゃ混ぜだと色々な色が入り乱れて美しく無いですし、消印も向きが揃ってないと美しくありません。
ただ、これは個人的な一種のこだわりで作ってあるリーフですから、論理性が重要な切手展ではこうしたリーフは通用しません。
このリーフは「趣味人としての趣味」と理解してください。

家で楽しむアルバムは学術論文を読むのとは違いますから、こうした趣味的なリーフがあると一種の清涼感が味わえます。

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鉄道70年 [日本切手]

ようやく机周りがなんとか使えるようになってはきましたが、切手関係のアルバムも文献も「あれはどこいった??」状態が続いています。
今後は、探しながら、そして使いながら使い勝手がよい状態にしていくつもりです。

ということで、こんなリーフのご紹介。

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昭和17年に発行された「鉄道70年記念」のリーフですが、これは日本切手ではなくて鉄道切手のアルバムに綴じてあります。

たまたま入手していた下側10枚ブロック(この切手は50面構成)を上段に、下には初日カバーを置いてあります。
この切手、初期のグラビア印刷なので色々と製造上の欠点がありそうなので、ルーペで観察すると大きなキズだけでも3ヶ所を見つけました。
ポジションで言うと42、46、50です。
それをリーフでは示しているのですが、定常変種かどうかはまだ確認していません。

ということで、リーフには将来的なことへの楽しみというか、保険として記録してあります。
ただ、どれもスクリーンに引っ掻いたような濃い線が大きく見えるので、変種としての可能性は高いと思ってはいます。


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京都五山の送り火 [雑記]

今日は、京都五山送り火の日。
一度に全ては見れないので、今日は「大」と「法」の2つ。

下の写真は、鴨川三角州から見える「大」。
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そして、こちらは鴨川三角州から上がった高野川沿いからの「法」。

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「大」は「ふるさと切手」にもなっているほどで、送り火を代表するもの。

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上の切手は、2003年発行の「京の催事」4種連刷からの1枚で、「大」が描かれています。

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湿度

引越し先はマンションの1階。
1階だとエレベータを待つことはなく、外との出入りが楽チン。
最初は、他のマンションの上階(遠く、富士山や筑波山が見えます)も考えたのですが、妻が上より下思考だったのと、ストレスの無い出入りを考えたら1階の方が良さそうなので、1階に決めたわけです。
そのお陰で、面倒な庭まで付いてきてしまい、この先どうしたものかと・・・。

切手のことを考えたら1階より上階の方が良いのですが、このようなしだいですので生活面では1階を選んで満足しています。

そこで気になるのは部屋の湿度なのですが、ここ2週間ほど切手部屋の観察を続けています。
最初は環境の心配をかなりしていたのですが、測定したところエアコンを動かさない状態で室温26〜27度、湿度は51〜55パーセント程度で、昼も夜も安定していることがわかりました。
屋外の湿度が80パーセントを超えていてもこの状態を保っているので、正直ビックリしています。
切手にも良い環境であることがわかって一安心。

明日は台風ですが、20日まで家内と京都の娘のところへ遊びに行ってきます。
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とりあえず近況報告 [雑記]

ご無沙汰です。
7月29日に新居に引越しして、アッというまに2週間です。

2週間も経ったのに、家の中はまだまだ片付きませんね〜。
まだ60箱ほどが廊下やリビング、和室などに積まれています。
この先、どうしたものかと・・・。

でも、一時は入りきれない本が庭先のベランダに積まれた状態だったのですが、これは解消したので、まぁ良いかと。

なんか、片付けの気合も薄れてきて、ダラけています。

郵趣関係は16本の本棚に、とりあえず押し込めるだけ押し込んだ状態なので、どこに何があるやら・・・
これは長い時間をかけて、ボツボツと入れ直して整理していくしか無いでしょう。

といことで、本格的な郵趣活動はまだまだです。


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こんなものが・・・(3) [雑記]

今日は市役所へ転出手続きに行ってきました。

昨日、押入れから出てきたのが下の画像のもの。

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ギボンズのエグゼターリーフが段ボール1箱!
数えてみると26袋もありました。
1袋に20枚入っているから、合計520リーフです。

20年ほど前になりますが、ジャパンスタンプがデッドストックを放出した時に大人買いしたもの。
僕はギボンズから普及価格帯のDEVONを取り寄せて使っていたのですが、それよりもかなり安価で、正規価格の三分の一、四分の一位だったと記憶しています。

エグゼターの良いところは、ベロの部分に一部布を使っているので、バインダーに綴じた時に方眼部分が平になるところです。下の画像を見るとベロの加工がよくわかると思います。
もちろん、紙質も良いものを使っています。

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ただし、現在のリーフ作りから見ると良い事ばかりではありません。
布の部分だけベロの部分が厚くなっているので、プリンターを真っすぐに通らないで、曲がってしまうのです。
ですから、直打ちには向かないわけ。

もっともこのリーフに似合うのは、ペンで書かれた流れるような筆記体。
ですから、僕のような悪筆には向かないリーフです。
ヘタクソな手書きだと、このリーフの品位を著しく損ねる結果に・・・。

で、僕はどうしているかと言えば、透明シールに印字したのを切り貼りするという、古典的手法でやってます。

このリーフが、まだこんなに残っていたなんて儲けものでした。

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全日展 [雑記]

土・日と全日展に行ってきました。
今月末には引っ越しなので、地方からの参観はこれが最後です。

思えば小学校の時から大学卒業までの十数年は自宅の鎌倉からの参観で、就職してから32年間を地方から通いました。
それも、今回でお終い。
遊びで短銃計算すると、この間に交通費と宿泊費で100万円以上は使ったことになります。
こう考えると、ちょっと恐ろしいですねー。

今回、ビックリしたのは、作品ではなくて10年以上もご無沙汰だった収友に会えたこと。
偶然、通路でバッタリ。
彼とは、インターネット以前のパソコン通信時代からのお付き合い。
こうしたことは、切手展の本筋ではないですけどいいですね。
今年も参観したかいがあったというものです。

土曜の夜は、恒例の宴会。
考えようによっては、お酒を飲むために切手展に行っているのかも知れません。
でも、それもいいでしょ。
切手を材料に、人生を楽しくする時間なんですから。
で、その宴会の席で色々とアイディアが出るのですが、最終的に必ずお酒に結びつくんですね。
例えば、どこそこで切手を見てから宴会とか、勉強してから宴会などなど。
こんな感じで、必ず最後に宴会に行き着くわけ。
ということで、僕の周囲の収集家は皆さん飲ん兵衛です。

今回、偶然なのでしょうが鉄道郵便関係が多かったですね。
満州、九州、岡山、北海道、そして停車場印の5作品。
特に停車場印の作品は、興味深いマテリアルがあちこちに。
「春照」なんて、実物は初めて見ました。
初期鉄道史に興味がある自分にとっては、今回一番よく見た作品で勉強になりました。
ありがとうございました。
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こんなものが・・・(2)

今日も、絶賛片づけ中。
仕事をしながら、32年分の片づけは中々はかどりませんね。
毎日15時まで仕事して、それから片づけしてます。

本棚は楽なんです。
端から箱詰めすればいいだけですから。
問題は床の平積みのもの。
最初に掃除機で膨大な綿埃を吸い取って、それから一点一点ダスキンでフキフキ作業。
それでもって、途中で面白いものを見つけると、作業が止まっちゃうんですね。
雑誌なんかだと読み出してしまったり・・・。

今日は缶の中から、こんなものを発掘しました。

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なんと、デニソンのヒンジが30袋!!

そうそう、1997年のサンフランシスコ国際展の時にデッドストックの箱買いしたものの残り。
それが、まだ残っていたとは。
確か当時、友人に分けたり、自分で使って半分ほど消費したんですね。
その残りというわけ。

試しに一袋開けたら、全くサラサラの状態でくっついていません。
これだけあれば、当分は使えます。
いいものを見つけて、今日は嬉しい感じ。

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こんなものが・・・ [雑記]

仕事の合間に必死(?)に片付け。
部屋の片隅に、色々なものが山のように重なっている部分があります。
ちょっとイジると山崩れを起こしかねないので、ずっと手付かずというか、微妙にバランスを取らせながら更に物を置いて山が高くなるエリアです。

さすがに引越しなので、手をつけないわけにもいかないからと、何年振りかわからないけど片付けました。
と、すると最下層から大きな箱が2つ。
「??」と思いつつ、玉手箱を開ける気持ちで開けたのが下の画像です。

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「エッ、こんなものが!!」
ハンガリーの1900年と1916年シリーズの使用済が、たぶん万単位の枚数で入っています。
全く忘れ去っていて、どこで購入したのかも覚えていないのですが、ハンガリーを本格的に集め始めた20年くらい前に買ったものかも知れません。

まさか、あの山の中からこんなお宝を発見するとは、なんだか得した気分ですねぇ。
別に得したわけではないんだけど。
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将来はどうしようか [雑記]

引越しネタです。
月曜日に、マンションの購入代金を全て清算して鍵を受け取りました。
約120平米で4LDKですから、夫婦2人で住むには十分な広さでしょう。
まぁ、それも普通の家庭でならの話ですが・・・。
(我家は、普通じゃありません)

今日は、日通さんへ第1回目の荷物の引き渡しでした。
とりあえず、家内の本を60箱と僕の郵趣本50箱。
それに本棚4本を日通さんの倉庫へ仮置き。

まだ、家に未処理の本棚13本が残っているのと、1年前に日通さんの倉庫に預けた段ボール入りの本が80箱ほどあります。

梱包しながら思っていたのですが、「僕が死んだらどうなるのかな?」と。
切手は売ればいいと思いますが、郵趣本はどうしましょう??
長崎県立図書館には、ある方が寄贈した郵趣図書の大きなコレクションが入っていますが、僕はどうしようかなぁ・・・。
図書館に寄贈しても、利用数が少ないと除籍され処分になるケースもありますしねぇ。

死にそうになったら、そんなことまで考えられないので、普通の人が見て評価が難しい物品は、元気なうちに自分で考えておかないといけませんね。
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