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旧小判4銭 [日本切手]

画像は、小判切手のアルバムから旧小判4銭の1リーフ。
作ってから20年ほどになりますかね。

18048.jpg

今年のJAPEXの作品に、旧小判4銭切手の専門コレクションがありました。
JPSのホームページで出品作品が公表されて、最も楽しみにしていた作品の一つが、この専門コレクション。

新小判の赤2銭切手の専門コレクションは見る機会がありますが、旧小判4銭の専門コレクションを見る機会はなかなかありません。
なぜ注目していたのかと言うと、それは色と紙の関係。

今を遡ること数十年前。
JPS広島小判・菊・田沢専門例会から『小判切手』というコレクション本が刊行されました。
1982年のことです。
その中に、4銭について「用紙の分類は用紙だけを眺めるのではなく、刷色との関係で覚えておくと便利」という一節がありました。

僕のような外国切手収集家にとって、小判切手の用紙分類は超難解。
自分で工夫しながら分類はしていますが、実際のところはどうなんでしょうかね?
特に木綿紙なんて、細分されると今でもよくわかりません。

ストックブックに塩漬けの、数十枚の4銭切手。
もちろんチョロ消しばかりです。
今年の冬は、それらを加えてリーフの作り直しをしようかと。
コメント(2) 

コメント 2

長田 伊玖雄

小判切手の紙の分類は、集めている本人も判らなくなる時が随分あります。ですから判り易い紙から分けて行けばよいのです。手に取って厚い紙と思えたら、厚手無地紙 5厘~2銭オリーブ4銭、5銭の墨点切手を参考に、エスパルト紙、印刷効果が良く「印刷映え」している。薄紙は青白い薄い紙で発色は良い4銭、50銭を参考に、わら紙は、透かすと藁屑がある、白紙、わらが見えなくなり漂白が進んだ紙、 後期紙は、13目打と12目打で分ける。一番厄介な紙は、無地紙、木綿紙、前者は輸入紙、後者は国産紙で、単純に分ければ、茶色紙、横斑点のものは木綿紙とする。その他のものは無地紙でOK,無地紙は何の基準のなく輸入された紙で、これが分類をややこしくしている。専門家に見せても各々違う、私は、印面をみて色等観察して分類している。乱筆にて失礼
by 長田 伊玖雄 (2018-12-10 10:11) 

stamp

長田 さま
いつも、ありがとうございます。
なるほど。なるほど。
素人からすると、無地紙、木綿紙、エスパルト紙辺りが難しいですね。
小判切手を見て、ササッと分類できる人は憧れです。スゲーなぁと。
以前から、小判切手の用紙分類ができるレベルになるというのが目標なので、頑張ってみようかと。

by stamp (2018-12-12 21:18) 

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