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第1次昭和切手50銭 [日本切手]

雪かきの毎日です。
明日から小中学校が再開するというので、今日は市内で通学路の一斉除雪日。
町内会ごとに分担が決まっていて、住民総出で歩道の除雪を行います。

さてさて、今日ご紹介するのは京都の金閣寺。
いつ行ってもすごい人出で、「1日の拝観料収入っていくらなの?」なんてゲスな勘ぐりをしてしまうような所です。

第1次昭和切手の50銭として発行されたのが昭和14年6月1日で、後継の第3次昭和切手の50銭採炭夫が発行されたのが昭和21年の春ですから、発行期間は7年弱になります。

15792.jpg

上の画像は色調違いで olive-bistre と olive-sepia ですが、右端の切手がかなり暗いのがよくわかると思います。
と、刷色違いを言いながら、見て欲しいのは目打ちの状態。
左端の初期の綺麗な抜け方から、段々と抜けが悪くなっていく様子がわかると思います。olive-sepia は後期印刷なのでグズグズの目打ですね。

15793.jpg

この切手、昭和18年11月の行政機構改革を受けて、19年に「内閣印刷局製造」銘版から「印刷局製造」銘版に変わったことは、皆さんもよくご存知のはず。
上の画像の左の切手が古い「内閣印刷局製造」銘版で、右が新しい「印刷局製造」銘版です。
右の切手をよく見てもらうとわかるのですが、この切手は普通の「印刷局製造」銘版ではなくて、俗に「内閣削り」と言われているタイプ。
ちょっとお高いですが、これが有るのと無いのとでは大違いなので、未入手の方は現物が目に入ったら入手されることをオススメいたします。
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