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10円染井吉野 [日本切手]

僕の世代だと、10円切手と言えば第3次ローマ字入りの鹿図案。
そして20円は、松です。
来る手紙、来る手紙が鹿と松ばかり(あの頃は、記念切手貼りの手紙はほとんど無かった)なので、今でもこの2種には、全く興味が湧きません。

その代わり、同じ10円でも子供の頃から好きだったのが、第2次円単位の10円染井吉野と第1次円単位の法隆寺壁画。
この2種は、10円鹿しか知らない子供にとって、未知の切手のように思えて新鮮味が感じられたもの。
特にこれらの切手が入った切手帳は、高級品にすら思えていました。

そんな、思い入れのある10円染井吉野なのですが、下の画像は、一見したところ何てことのない普通の使用済。
もし、下の画像を見て「ほほー」と思ってくれた方は、かなりの染井吉野ツウだと思います。

15730.jpg

これをご覧の、アナタはどうでしょう?
昭和36年6月28日の日付に注目。
この切手の発行日は昭和36年4月1日なのですが、通常切手なので、どの局でも当然それまでの10円法隆寺壁画図案を完売してからの発売になります。
そのような経緯があるので、6月使用でも探すのに骨が折れますし、36年中に広げても見つけるのには意外と苦労するものです。

コメント(1) 

コメント 1

通りすがり

こうして改めて見ても、味わいのあるいい切手ですよね。

小学生の小遣い銭では使用済から始めた方が良い事と、満月印と初期使用例を集める事をスタンプマガジン等で学んだ事を思い出しました。
それと、懸賞の応募には記念切手を貼る事(笑)

でも、10円鹿と20円松の切手を見ると、消化不良の様な気分になるのは、私だけではない様ですね。

by 通りすがり (2017-11-07 20:04) 

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