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スウェーデン・紋章シリーズ12オーレ [外国切手]

スウェーデンのクラシック切手と言うと、お高いというイメージですが、どんな国のクラシック切手でも基本的な額面の中には、意外と安価に楽しめるものがあります。

このブログで、たびたび取り上げて来た1858年発行の12オーレ切手もその好例。
いくら安価に楽しめると言っても、捻ったマテリアルや、専門コレクションとして一味上の味付けになるキーマテリアルは、もちろんこの限りではありません。
日本の桜切手の半銭や青一銭がそうであるのと同じように。

僕のスウェーデン収集の中で、この切手の目標は駄物で構成した1フレーム。
ですが、まだその半分程度しかありません。
まぁ、先は長いですが、切手収集ですからそれでよしですよね〜。

15689a.jpeg

この切手。
安価に楽しむのは色と版欠点がメインで、使用例はごく常識程度のものになります。
画像の切手は、赤丸内にご注目。
丸い形の濃い青色が見えますよね。
これは版欠点ではなくて、実用版を枠に取り付ける際のネジ留めの跡なんです。

ネジ留めパターンは、専門書によると4パターンあるようなのですが、単片ではどのパターンなのかはもちろんわかりません。
単片なら数百円ですが、パターンが特定できる6枚以上のブロックだと数十万円でしょうから、ちょろちょろ遊ぶには「これがネジ留めですよ」と示せるだけで十分。
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