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新小判5銭の国内使用例 [日本郵便史]

新小判5銭の国内使用例と言えば、誰もが大形ボタ印とか、二重丸印の希少な使用例を思い浮かべると思います。
残念ですが、僕の手元にはそんなものがあるわけありません。
もし、何かの間違いで持っていたとしたら、もっと真面目に小判切手を集めているでしょうね。

そんなわけで、手元にあるのは下の画像のもの。

15262.jpg

取り敢えず3枚貼りです。
贅沢を言えば、ちゃんと繋がったストリップだったらよかったのに・・・。
なぜか単片が3枚です。

実はこれ訴訟書類なんですね。
宛名の上部の朱印が「訴訟書類」となっていて、封筒の中に中身もきちんと残っています。
しかも「郵便送達証書」と「送達告知書」まで付いてます。

さて、料金の内訳ですが
訴訟書類料金 5銭
書留料金   6銭
二倍重量料金 4銭
の合計15銭ですね。

消印は汚くてしょうがないのですが、抹消印は「信濃上田 明治32年12月22日 ホ便」、配達印は局名不明「12月22日 ニ便」です。
コメント(1) 

コメント 1

信州人

立派な使用例ですね。あて先が埴科郡戸倉村磯部なので、到着印は戸倉局でしょう。先日の稲荷山局の赤二ブロックといい信濃モノの掲載が多く、目の保養をさせていただいています。
by 信州人 (2016-05-17 07:48) 

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