手彫証券印紙１銭

下の画像は、手彫証券印紙から洋紙の黒１銭。
いわゆる駄物です。



13版あるようなのですが、版別はさっぱりわかりません。
よく切手展で版別してある作品を見ると、「よくわかるなー」なんて感心しちゃいますね。

そこで、版別がわからないので、変種を元に特徴を掴もうと思ったのですが、なかなかそれらしいものにも出会いません。
なにしろ最近は目がめっきり悪くなったので、ルーペを長時間覗くことが苦痛なので、見落としがあるかもしれませんが。

それで、ようやく見つけ出した小ちゃな変種が14番にありました。
上の画像で赤枠のポジションがそれです。
そして、その拡大図が下。



印面右下の波の中が白抜きになっています。
本来なら２本の線が描かれないといけないのですが、それがすっかりと忘れられています。

版の出来が良いので、こんな特徴でも将来きっと役立つことがあろうかと期待しているのですが。

コメント 3

これは電耐版１版です。もし、全て繋がっているなら４６枚群で最大使用済みとなります。全日展にいますので、参加されるのでしたら、拝見したいと思いますが。
by 長谷川 (2016-06-22 16:43) 

残念ながら再接です。
でも、目打やシミなどの特徴から元々は同一ブロックであったことは確実です。
全日展は土日に参観しますので、よろしかったら持参しますよ。

by stamp (2016-06-23 20:54) 

両方のブロックと他にも持参出来るものがあれば、ご持参ください。楽しみにしています。最大使用例や最古使用例のデーターなど記録しています。その他、ご質問あれば遠慮なくお尋ね下さい。私はできるだけ会場の作品の近くにいる予定です。
by 長谷川 (2016-06-24 03:09)