福井ボタ印 [日本郵便史]
専門で集めているわけではないので、同一局のボタ印をしげしげと見比べることが、ほとんどありませんでした。
今日、福井ボタ印を何気なく眺めていたら「アレレ」と。
見やすいように、画像を切り抜いて正位置に並べたのが上の画像です。
左は末梢部の左に日付部があり、そして、右はその反対に末梢部の右側に日付部があります。
つまり、日付部が逆位置に移動しているわけですね。
データを見ると左は明治18年11月、右は20年5月です。
そこで手元の福井ボタ印を見てみると、20年3月までは日付部が左で、20年5月から右になっているようです。
残念ながら4月の使用例が手元に無いので、切り替わった時期の特定はできません。
他局ではどうなのでしょうか。
手元には徳島ボタ印が多少あるので、後日見てみようかと。
明日から6泊7日の出張に出ます。
更新が出来るかどうかわかりませんので、念のため。
今日、福井ボタ印を何気なく眺めていたら「アレレ」と。
見やすいように、画像を切り抜いて正位置に並べたのが上の画像です。
左は末梢部の左に日付部があり、そして、右はその反対に末梢部の右側に日付部があります。
つまり、日付部が逆位置に移動しているわけですね。
データを見ると左は明治18年11月、右は20年5月です。
そこで手元の福井ボタ印を見てみると、20年3月までは日付部が左で、20年5月から右になっているようです。
残念ながら4月の使用例が手元に無いので、切り替わった時期の特定はできません。
他局ではどうなのでしょうか。
手元には徳島ボタ印が多少あるので、後日見てみようかと。
明日から6泊7日の出張に出ます。
更新が出来るかどうかわかりませんので、念のため。
2016-03-22 18:00
コメント(3)
初めまして、いつも、興味深く収集日誌読ませて頂いています。
幅広い範囲の郵趣知識、情報に感心しております。
ボタ/二重丸 併用印の相対位置関係には弊方も興味あり、調べて見ましたが、少し角度がずれたものはあるのですが、180°相対位置が変化する例は少ないようです。興味を持ったきっかけは、東京深川の支局ボタ印の初期約1ヶ月の期間、180°完全にずれた状態で使用されていた事に気が付いたからです。正常印と逆転印として、仮に区別しました。その後、支局ボタが終了するまで、発生はしませんでした。この時期限定の誤用だったと思われます。郵趣研究2008-1 通巻80号に、裏表紙の写真とともに、記事を載せています。ご参考まで。
by 東京深川で生を受けた収集家 (2016-03-25 22:37)
東京深川で生を受けた収集家 さま
ご覧いただきまして、ありがとうございます。
なるほど、そうなのですか。
ちょっと興味をそそる問題になってきました。
やっぱり他局も調べて、全国的にどうだったのか調べる価値はありそうです。
今後とも、ご教示をよろしくお願いいたします。
by stamp (2016-04-03 19:46)
お二人のやり取り、興味深く拝読しました。長野ボタにも同様の例が見られ、しかも明治19年と20年で、不定期に逆セッティングが見られます。証示部と抹消部もそれぞれサブタイプに分類できそうで、研究対象として興味深いものと感じています。
by 信州人 (2016-04-04 23:21)