種蒔き・ラトビア宛使用例 [外国郵便史]
画像は、フランスが1926年に発行した種蒔き40サンチーム官製葉書に、種蒔き50サンチーム切手を加貼して90サンチーム料金として使われた、ラトビア宛の使用例。
それまで75サンチーム料金だった外国宛葉書が、1926年8月1日から90サンチームに値上げされたので、その料金に対応します。
消印はナンシーで、1928年11月6日。
ストラスブールを経由地に指定しています。
ストラスブールは、ナンシーの東約150キロ地点のドイツ国境近くの都市ですが、経由地を指定しているところに興味を持って入手しました。
この当時、わざわざ経由地を指定するほどのものだったのでしょうか?
当時の郵便線路図や、交換局の資料があればいいのですが、まだ未入手なのです。
2015-08-25 18:00
コメント(2)
こんにちは。1か月ほど前に一度お邪魔したことのある者です。
私もこの頃のものはほとんど持っておらず、守備範囲外なので間違っている可能性がありますが、面白いので少し調べたところ、ストラスブールには1920年に空港ができており、1930年代の封筒で via strasbourg(ストラスブール経由)と書かれ、なおかつ par avion(航空便)の印が捺されたものを見ました。もしかして、「航空便」という意味で「ストラスブール経由」と書いたのではないでしょうか?
by Ohashi (2015-08-25 22:16)
Ohashi さま
いつも、ありがとうございます。
うーん。なるほど。
その可能性も考えねばなりませんね。
とりあえず仮貼リーフには、その可能性も書き込んでおきます。
貴重な、ご教示ありがとうございました。
by stamp (2015-08-26 20:41)