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ナポレオン20サンチームの小欠点 [外国切手]

フランスのクラシック切手の駄物と言えば、ナポレオン20サンチーム切手。
この切手は版欠点が多く、その概要が『ビリヒのハンドブック』に採録されたりもしています。
大きな欠点は、それこそ印面にザックリと傷がついたりしていて、これらはもちろん切手商が大きなプレミアムを付けて売っています。

しかし版欠点の大部分は小さな傷で、大抵は区別されずにその他大勢みたいな感じで扱われています。
ですから、ロット物などにも含まれていることが多く、入手したら取りあえずはルーペで覗くのが良いでしょうね。

15237.jpg

上の画像もそうした1枚。
抹消印の2240はマルセイユなので、駄物中の駄物と言えます。
ところが、ルーペで覗くと下の画像のような小版欠点がありました。

15238.jpg

こうした小版欠点を集めてリーフを作るのも、なかなか楽しいものです。
欲を言えばポジションまでわかると良いのですがねぇ。
コメント(3) 

コメント 3

アリヨシ

水村さん、こんばんは。アルプス・ヨーロッパ切手の会でお会いした有吉です。いつもブログ、楽しく拝見しています。
今日のブログにあった「ビリヒのハンドブック」というのは、フランスのハンドブックでしょうか?正式名称、何という本なのでしょうか?お時間のあるときに、ご教示頂ければ幸いです。ナポレオンを集めていながら、不勉強で、存在すら知りませんでした・・・。
by アリヨシ (2015-07-29 00:31) 

stamp

アリヨシ さん
先日は、ありがとうございました。
今日の記事に簡単ですが、紹介しましたので参考にしてください。
帰宅が深夜になりますので、予定稿で書きました。
18時に公開されます。
by stamp (2015-07-29 07:53) 

アリヨシ

ありがとうございました!
by アリヨシ (2015-07-29 19:07) 

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