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1949年パリ国際展 [外国切手]

古くから開催の伝統があり有名なパリ国際展。
僕も過去に2回ほど参観しました。
パリは、戦争中でも破壊されることが無かったので、都市としても好きな場所です。
そもそも、旧王宮街周辺には大小の切手商がたくさんありますしね。

下の画像は、戦後間もない1949年に開催された「切手発行100年記念国際展」の記念カバー。

15159.jpg

貼付切手は、5月9日発行の「切手発行100年」のものですが、一連の記念行事の一貫として国際展初日の6月1日に作られた記念カバーです。
描かれたカシエも切手と同じセレスとサビーヌを描いているので、最初から貼付切手を想定して作られたものと考えられます。

僕はセレス関連マテリアルとして収集に加えているのですが、じっくり見ると凹版印刷の素晴らしい出来具合に惚れ惚れします。
この切手は、ルーペでじっくりと見るために作られたようなものですね。
コメント(3) 

コメント 3

Etigoya

綺麗なカバーですね。

パリ国際展は私も行ってみたいです。
次回開催の年を、予想できるのでしょうか。
by Etigoya (2015-06-22 19:51) 

stamp

Etigoya さま
ご覧いただきまして、ありがとうございました。
パリ国際展は、西暦末年が9の年にに開催するという伝統があり、私は89と99年に参観しました。
2009年には開催されなかったので、今後もFIP展は開催されないものと思っています。ただしヨーロッパ展は開催されるようです。
ヨーロッパではアムステルダム、ベルギー、ストックホルムなど伝統的な開催国がFIP展から撤退しているようなので時代を感じます。
by stamp (2015-06-23 13:54) 

Etigoya

分かりやすい御解説、ありがとうございました。
パリ開催のヨーロッパ展、行ってみたいですね。
by Etigoya (2015-06-23 19:30) 

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