豪華龍切手カバー [雑記]
画像のカバーは、日本切手をちょっと突っ込んで収集している方なら、誰もが知っている超有名カバーですね。
龍切手のカバーと言えば、人によって異なるとは思いますが、3月3日の使用例とこのカバーが双璧だと僕は思っています。
僕が、このカバーを初めて見たのはいつか?
と言うと、『日本切手百科事典』のカラー図版に採録されたのを見た時ですから、1974年ですね。
もちろん子供なので、手彫切手なんて縁が無いどころか、内心「一生集める事が無い切手」と思っていた頃です。
でも図版を見て、その美しさと貼付された切手を見て、ただならぬカバーであることはすぐにわかりました。
持ち主が誰であるかは、その後ずっと経ってから知りましたし、それが1967年にスイスのバーゼルにて、ロブソンローにより売り立てられたということも、大学生になってから知りました。
ただ、まだ不明で知りたい事があります。
SIPEXの出品作品に含まれていたらしいのですが、どこの誰の作品であったのか今だ不明なのです。
SIPEXで初めて日本人が知ることになったカバーだというので、外人の所蔵者であったことは間違いないのですが。
2015-05-13 19:48
コメント(2)
いつも博識に感心しながら拝読しています。
SIPEX当時の所有か定かではありませんが、
鳴美の雑誌「駅逓」16巻3月号p.13(1992)に
鳴美の図書室所蔵の文献紹介、販売として
"『The Stamp Specialist』に載った日本切手"と題して、
このカバーが紹介されています。
鳴美の記事では、Philip H.Ward,Jr.が所蔵、解説となっています。
アルバムに封筒が上下逆さに貼られているという説明が面白く、
覚えておりました。
by 通りすがり (2015-05-15 21:04)
sipex66のカタログを見た限りでは、銀銅賞を得ている2フレーム作品Hugh W.GoreのWorld Classics.A selection of classic stamps on and of cover. The emphasis is on United states1842-1869. Included are early issues of France, Spain, Great Britain, Russia, japan and Urugayの可能性が考えられます。
by 正田幸弘 (2015-05-15 21:31)