SSブログ

『ゼンフ』カタログ [文献]

戦前の世界切手カタログの最高峰と言えばドイツの『ゼンフ』ですが、残念ながら戦争のために1942年をもって刊行を終了してしまいました。
さすがに、今となってはこのカタログを現役で使われたという方は、いらっしゃらないのではと思います。

14008.jpg

上の画像は、1931年版の『ゼンフ』カタログから日本の小判切手の解説の一部分。あまり開くと製本が割れてしまうので、2段組み本文の右側部分しか載せていません。解説は、次ページへも続いています。

今で言うところの旧小判、U小判、新小判別に採録・解説してあり、特に目打の分類にも注目しノートとして記録しています。
この目打分類ですが、遡ると1896年版にまで辿ることができます。この辺の細かな記録が「世界最高のカタログ」と言われていた所以でしょう。
コメント(0) 

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

局名特大サイズ『韓国郵票百年』 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。