『帯封』 [文献]
平成元年に出版された『帯封』。
もっと古かったと思っていたら、意外にも平成でした。と言っても四半世紀が経ちますね。
そんなこと言いながら、自分も同じだけ古くなりましたが・・・。
本書は、出版当時は帯封のみの作品集として、企画自体がとてもインパクトがあるものだったので、多くの人の記憶に焼き付いていると思います。
本書が出された頃は希少性が高かったマテリアルも、その後に色々と物が出回るようになりました。
本書の解説を読み直すと、改めてそのことを実感します。
例えば、震災5厘の解説には「震災5厘の1枚貼りは、帯封の最難物といえよう。ことに本図のように中身つきのままの例は初めてお目にかかる」と。
この企画、今、作品集を見直しても色褪せないインパクトがあります。
2014-03-25 18:00
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