「平川式元祖印解明の一助に」 [文献]
筒井順一氏「平川式元祖印解明の一助に」は、『くるめ郵趣』復刊第35号(平成7年12月)に掲載。
平川式は、長いこと「よくわからない消印」とされて来ました。
ですから、当然のことながら平川式を主題とした解説も少ないわけですね。
本稿は、「平川式とは何か?」という闇に光を当てた解説で、当然のことながら基本文献の1つでもあります。
筒井氏は、長崎県のある旧家から出た年賀葉書の束を材料に、大正7・8年の年賀状に押された消印の分類、統計化から平川式に迫るという、実証的な方法を用いて論を進めています。
機械印に興味を持たれている方は、一読する価値は十二分にあります。
2014-02-19 18:00
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