郵便創始75年記念 [日本切手]
画像は、日本の未使用カタログコレクションを整理しているボストーク日本切手アルバムから「郵便創始75年記念」のもの。
この切手、製造上の理由から発売日が全国バラバラだったのが有名です。
公式発売日は、一応、昭和21年12月12日。
巷の解説本では、12月20日頃にはおおむね全国に行き渡ったとされていますが、僕が目にした記録で最も遅いのは、山形局では発売約1ヶ月後というのがあります。
約1ヶ月後と言えば年明けですから、全くすごい遅配ですね。
発売当日の逓信博物館では、7時30分頃には100メートル近くの列が出来ており、15時30分過ぎの段階では、入手出来なかった人達がまだ騒いでいたとのこと。
そして、その横ではヤミ屋(転売目的で朝から並んで入手した人達)が、額面の数倍で売っていたそうです。
2013-11-10 12:36
コメント(4)
戦後、初めての記念切手と言うことで
凄く人気はありました。ただ、ものを食べるだけで、精一杯の時代です。初日カバーは残されております。使用者も、
郵趣家がほとんどで、一般使用例は
少ないと考えます。印刷も凹版?30銭は、大型で迫力があります。
小型シートも発行されて初版とやらは、
高価ですね!
by わ渡辺達夫 (2013-11-10 13:21)
渡辺 さま
僕の収集仲間で、切手商のショウーケースから小型シートの初版を、再版として掘り出した人が居ます。
そのほか、某オークションでは初版を再版として、競売に掛けちゃった例もあります。
注意していると、こんな例もあるのですね。
by stamp (2013-11-10 13:30)
もしかするとコメントと逆の場合もあったのではないでしょうか。とすると、罪作りな小型シートということになりますが。
by tabito (2013-11-12 09:40)
おおはようございます。
そうなんです。再版を初版として販売した。つわものも確かにいました。
そんな感じでしたので、小生は手を出しませんでした。と言うか?あまりにも、
高値で手がでなかったと言うのが実情でした。苦笑
by 渡辺達夫 (2013-11-16 09:26)