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「龍五百文のタスキ落変種の発見」 [文献]

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『切手趣味』40巻2号(昭和30年2月)に掲載された「龍五百文のタスキ落変種の発見」。
龍500文第1版ポジション2の「タスキ落ち」と、ポジション3の「点タスキ落ち」は、龍切手を代表するエラーと言えます。
『手彫切手専門カタログ』では、どちらも1,000万の評価ですが、これがペアーとなると・・・。

この内、ポジション2の「タスキ落ち」エラーの発見者が山本謹一氏であることは、意外と知られていませんね。
ウッドワードの大著には載っていないので、ウッドワードの発見だと思っている方は少ないと思いますが、ドクター市田の発見と思われている方は、意外と多いようです。
山本氏は、手彫どころか現行切手までの大コレクターではありましたが、積極的にご自身で研究成果を執筆し、発表するタイプではなかったのが郵趣史の中ではちょっとマイナスかも。
本報告も、山本氏の筆ではなくて吉田利一になっています。
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