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目立つのですがねぇ・・・ [日本切手]

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画像の切手は、第1次新昭和1円で変則的な6枚ブロックからの一部分で、下列は100番を含んでいるので、97・98番切手であることが特定できます。

で、まず98番切手ですが額面数字「1」の右側に縦線が入っているのがわかると思いますが、どうでしょうか?けっこう大きなキズなので、パッと見てもよく目立ちます。
それと、97番切手の方は菊花紋章の6時の方向の花弁に小さなドットが付いていますね。こちらは小さいので気をつけないと見落としてしまいます。

上の欠点と同じ特徴を持つ切手をもう一組持っています。それが下の画像です。

13066.jpg13067.jpg

まるっきり同じであることがわかると思います。
違う点と言えば、色調でしょう。上の切手は薄いですが、下の切手は濃いので異なる環境下で印刷された切手であることがわかります。

『日専』には、これよりも細かいバラエティは採録されているのですが、こんなに目立つのが未採録なんですね。
どういう基準で採録を決めているのでしょうか。
コメント(1) 

コメント 1

tabito

大村公作さんのJAPEX04出品作品集を見ましたら、菊花紋章点付きは、確認されていました。ただ銘版付き84~87・94~97の6枚ブロックで整理されていますので、98番の1そばの縦線は大村さんの作品集では、確認できませんでした。因みに大村さんはこの特徴のあるシートは、β版長銘版、東光堂版と推定しておられます。また、白紙・灰白紙の両方に確認しておられます。
by tabito (2013-02-18 23:03) 

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