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混貼もいいと思いますが [外国切手]

12507.jpg

上の画像のようにベタベタと貼られてあるカバーって、日本切手の収集では特に嫌がられるのではないでしょうか?
でも、僕は特に気になりませんね。

5サンチーム緑+5サンチーム橙+15サンチーム+25サンチームで合計50サンチームの米国宛書状で、珍しいものではありません。

抹消印は "Le Mans Gare 1921, 11, 21" で、貼付切手のうち5サンチーム橙の発行後4ヶ月目の使用例です。そして、緑の5サンチーム切手はそれ以前のもの。
つまり、このカバーには新旧の5サンチーム切手が貼られているので、過渡期を示す使用例として位置づけられると思います。

こうして考えると4種類の切手が貼られていても、このカバーが貼られるのは新切手である5サンチーム橙のリーフがピッタリではないでしょうか。
コメント(3) 

コメント 3

tabito

私も変わり目を表すものが好きです。切手でも、消印でも。昭和すかしから昭和すかしへ、すかし入りからすかしなしへ、等。
by tabito (2012-12-08 07:54) 

stamp

tabito さま
やはり、そうしたシリーズの変わり目に、どのように使われたのかというのも、必要な視点だと思っています。
意外とそうしたカバーって嫌われているように感じますが・・・。
by stamp (2012-12-08 20:03) 

tabito

私も震災切手のコレクションの中では、田沢・富士鹿切手との混貼はいやです。しかし、郵便史的に震災後の切手の使われ方という別のコレクションを作っていまして、そちらでは積極的に混貼カバーを集めています。要はどこに重点を置いて集めるかいうことでしょう。因みに、混貼カバーは基本的には安く入手できるようです。
切り替わり時の切手の使われ方を表すコレクションを、作ってみられませんか。
by tabito (2012-12-08 20:34) 

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