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入札会(切手じゃないよ) [雑記]

今日は、仕事で東京に日帰り。
で、なにをしに行ったのかと言うと、僕の担当している西洋古地図の下見と入札。
明治古典会と言うのがあって、毎年この時期に七夕入札会を開いています。
この入札会は、いわゆる切手のオークションとは違い、なかなか面白い制度なんです。
・一般客は、下見のみで入札は業者が代行。
・パドルを上げるオークションとは違って、入札額に応じて3〜5枚の札を業者に入れてもらう。例えば、最低値20万だとしたら、22万、28万、30万とか。
・札は、出品物に付いている袋に締切日までに入れる。
・途中で袋が厚くなって応札が多いようなら、調整札として追加札を入れることができる。
・開札日がきて開札となる。

まあ、こんな感じです。
切手と違って1番札と2番札の調整はないので、素人には難しいシステムですね。いかに相場を知って、それに近い札を上限として、2番札、3番札にどのくらい低い札を入れて行くか。
つまり、どうしても入手したいものについては、相場ぎりぎり程度に上限を入れておき、あとの札はひょっとしてこの額なら儲け物と思える額を入れるという具合。

今回は、普段からお付き合いのある臨川書店さんに、下見の段取りから札入の作戦まで相談にのってもらいました。

切手の入札とは異なるシステムとして、皆さんにご紹介したしだいです。

コメント(2) 

コメント 2

わたなべ

こんばんは。
反町茂雄著「一古書肆の思い出」を思い出します。
この本にも応札の仕方が書かれています。
切手とは全く無縁な古典籍中心の本ですが、
何故かとても魅かれる内容で、非常に面白いです。
by わたなべ (2012-07-07 20:24) 

stamp

わたなべ さま
いつも、ありがとうございます。
おぉ!
そういう本があるのですか。
今度、探して読んでみます。ご紹介ありがとうございました。
by stamp (2012-07-07 22:03) 

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