" STAMPS " [文献]
海外で刊行されている入門書も、現地に行って目につけば買うようにしています。
日本では、いつのまにか売られることが無くなってしまった入門書。日本には無いことへの反動みたいなものでしょうか。
各国の入門書を買い集めて、「いつかは日本にも」なんて感じです。
画像は、イギリスで8ポンドで売られている初歩者向けの入門書。
対象は、初歩者でも特に子供向けに作られたもののようです。
画像に本文も載せておきましたから、平易で楽しそうな仕上がりなのがわかってもらえると思います。
こうしたセンスの入門書って、日本人ではなかなか無理かも知れません。今まで出版されたことありませんね。
本文71ページに、切手の分類や水剥がし、アルバムの解説や作り方、道具やカタログの使い方、用語や切手の種類、伝統郵趣やテーマチクの解説、印刷の基礎知識や偽物師、郵便の歴史、その他、盛り沢山の内容が簡潔に記されており、巻末には切手発行国地図が付録に付いています。
2012-06-04 21:28
コメント(2)
こういう書籍が日本に存在しないのが不幸だと感じます。
子どもの頃は「切手入門」「原色日本切手図鑑」「外国切手の集め方」
の3冊は、ボロボロになるまで何度も読んでいました。
業界の衰退を懸念するならば、こうした書籍を発行し、
全国の図書館・学校に配ることから始めるべきと思います。
by 桃姫の衛兵 (2012-06-05 10:09)
桃姫の衛兵 さま
いつも、ありがとうございます。
収集層の育成という意味で、商売としてではなく製作してくれる郵趣団体があればよいと思うのですが・・・。
収集家のうち、郵趣会に属する人って数百分の1程度のはずで、それ意外の人は、ロンリーコレクターだと思います。たった1人では収集については皆目見当もつかないと思いますから、そうした多くの人達をフォローする必要があるはずなのですがね。
郵趣家のための団体といくら言っても、所詮は算盤勘定と思えてしまいます。
by stamp (2012-06-05 21:48)