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戦前の風景印「平泉」 [風景印]

戦前の風景印は完成度が高い物が多いですね。
じっくり構図を練って作られたと言う感じがします。

12210.jpg

戦前の風景印には気に入った物がたくさんあるのですが、上の画像もその一つで岩手県の平泉局のもので、中尊寺の金色堂を描いています。
今行くと、金色堂に覆屋が架かってしまっているので、風景印のようには見えないのですが、金色堂と言えば、この構図が定番ですね。川瀬巴水の版画もそうですし、ご存知のとおり20円通常切手も似たようなもの。

四角の形も変形印で良いと思いませんか?
最近は、一時期よりも変形印が多くなってきましたけど、変形印を楽しむならやっぱり戦前物です。
コメント(2) 

コメント 2

桃姫の衛兵

戦前の平泉の風景印ですか。
地元民ですが、この印は初めて見ました。
洒落たデザインですね。
覆屋の件ですが補足させてください。
実は当時の金色堂も覆屋が架かっておりました。
現在の覆堂(さやどう)は1965年に造られた鉄筋コンクリート製ですが、
それ以前の旧覆堂は室町時代に造られたもので、
新覆堂建築の際移設されて、現在も重要文化財として保存されています。
よって風景印も旧20円切手も正確には「旧覆堂」が描かれていることに
なるわけです。
先日、平泉に仕事で行きましたが、世界遺産認定のおかげで沢山の
観光客が参拝にいらしてました。
260円切手でお馴染みの秘仏一字金輪像も7月から公開されます。
蛇足、失礼いたしました。
by 桃姫の衛兵 (2012-05-17 09:38) 

stamp

桃姫の衛兵 さま
ご覧いただきまして、ありがとうございます。
地元の方からコメントをいただきまして、うれしいです。
いいデザインですよね。お気に入りです。
今でも、こうした水準の風景印が増えれば、風景印がもっと楽しくなるのですが。
by stamp (2012-05-17 20:46) 

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