SSブログ

時間と共に [雑記]

12191.jpg

画像のカバーは1970年代初頭まで、手彫カバーで有名だった某有名収集家のコレクションに含まれていたもの。

なんか怪しげな雰囲気が漂っていませんか?
最初に目に飛び込んで来るのが、青一銭と大形地名入り検査済印の違和感です。一見したところ、美しいものに見えるかも知れませんが、消印が切手の部分とカバーの部分で一致していません。たぶん頭消の単片にあわせて、カバーの部分の消印を押したものと思いますが、微妙にズレています。この手の偽造カバーではよく見る現象ですね。

あと、フランスのナポレオン切手も後貼り。消印の掛かり方がおかしいし、郵便料金もあいません。

時間と共に研究が深化して行くのは、どの分野でも同じことですが、その流れの中で以前はよかった物が、ダメな物になることがよくあります。
コメント(0) 

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。