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「郵便の全国実施と均一料金制」 [雑記]

昨日に続いて逓信総合博物館ネタです。
2階の小スペースを利用して『近代郵便のあけぼの展』第2期「郵便の全国実施と均一料金制」が開催されています。第1期については昨年の9月14日のブログでご紹介しましたね。

なにぶん小さなスペースなので、展示資料が多いわけではないのですが、それでも普段は見ることができない貴重な実物資料が幾つも展示されています。
明治5年に出された郵便の全国実施が記された布告には「後志、胆振を除く」となっており、明治初期の北海道の状況(見渡す限り原野なんでしょうね)が浮かんできます。また「伝馬所廃止の神奈川県庁達」、「郵便馬車の広告」、「郵便線路図」明治5年、「駅逓局出張大阪郵便局より陸路並鉄道等各地へ毎日差立時間記」明治10年なども興味深かったですね。

実物の消印も何点か展示されていました。
東京ボタの日付印データは「一五・四・三〇・イ/東京」、KG型「岩代・信夫・六・二一/福島」、DKN3「下野・七・五・六/日光」、記番印「メ第五号」田鶴浜、「ハ一五」木下、「ハ二二」大和田、不統一印「長久保/検」、「隈府/検査済」がありました。
このうち、日光のデータがおかしいような気がするのですが、メモする時に間違えたかなぁ。でも確認したから、そんなことはないと思うのだけど・・・。
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