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孔版印刷の芸術品 [文献]

縁あって、有名郵趣誌である『呉ポスト』のバックナンバーを揃えることができました。
下の画像は、その中から昭和39年10月に発行された『呉郵趣会創立10周年記念:呉ポスト100号記念 記念文集』からの1ページです。

11373.jpg

昭和30〜40年代には、郵趣誌に限らずいろいろな雑誌が孔版印刷で刊行されており、それらの総称をガリ版文化と呼んでいます。

この手の雑誌で有名なのは中川長一氏による『消印とエンタイヤ』で、その図版の出来は素晴らしいものですが、今日ご紹介した『呉ポスト』の図版は『消印とエンタイヤ』と同等か、それを凌ぐものでしないでしょうか。

手作りの味のする芸術品の域だと思います。

コメント(2) 

コメント 2

tabito

『呉lポスト』のバックナンバーを入手されたのですね。私は昭和40年代の中頃に呉郵趣研究会に入りましたのですが、その頃はまだ孔版印刷でした。孔版印刷時代からの郵趣誌で今も発行されているのは、『呉lポスト』だけだと思います。
by tabito (2011-12-22 15:15) 

stamp

tabito さま
いつもお世話になり、ありがとうございます。
おかげさまで『呉ポスト』を入手することができました。
ありがとうございました。
美しい孔版印刷は、活字印刷にはない味があってよいですね。
by stamp (2011-12-22 19:14) 

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