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ジャペックスのお譲り物 [外国切手]

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画像は、ジャペックスの時にオールマイティーな英国切手の大家からのお譲り品を整理したリーフ。
「一番最初に水村さんにお話ししようかと思って」と、僕にファーストチョイスの機会を与えでくれたことが何とも嬉しかったですね。ありがとうございました。

普通、こうしたブロックでは耳紙が上に付いている方を上段に配置して、下に耳紙が付いている方は下段に置くことが定石のはずですが、このリーフでは逆になっています。
えー、ここがこのリーフのミソなんです。
この配置は、実用版での配置を示していて、インターペーンガッターを挟んで、この2枚が隣り合っていることを示しています。

画像の切手の「Row 12」横列の印面下方と、「Row 1」横列の印面上方に製版時の腐食不足から発生したと考えられるバラエティが、それぞれの横1列に見られ、このことから「Row 12」と「Row 1」のバラエティが別々の要因で発生したわけではないことがわかります。

詳しくは、『英国切手部会報』188号「試行燐線入り切手」をご覧下さい。
それにしても、良いマテリアルを譲っていただきました。

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